金融機関J様は、拠点における無線LANのセキュリティ状態について、第三者による客観的な評価を必要としていました。
特に、電波漏洩・なりすまし・DoS攻撃など、目に見えない無線空間のリスクを把握し、社内外からの信頼性を高める必要がありました。

当社は無線LANセキュリティ診断として、以下の多角的な観点から現地にて調査・評価を行いました。
無線APへの攻撃だけでなく、無線LANを取り巻くあらゆる状況を考慮したセキュリティの調査を行い問題点を洗い出します。
無線APから送出されるビーコンパケット等をキャプチャし、接続情報(CH/SSID)、認識方式 (PSK/802.1x)、暗号化方式(WEP/CCMP/TKIP)を収集して診断します。

利用者端末と無線APとの接続を解除するパケットや、無線APに負荷を与えるようなパケットを送出し、利用者が無線を利用できないように攻撃します。

無線APが使用するチャネルに干渉するように、同一チャネルの電波を送出し、利用者が無線を利用できないように攻撃します。

無線APの接続・認証情報を利用して、なりますましAPを設置し、正規端末の湯堂を試行します。管理区画内に独立した無線APを設置した場合に、APまたは無線LANコントロールが具聖菜APを検知することができるか診断します。

事務所外や屋外などの無線APの利用想定区画外で、電波出力状況を測定し、ヒートマップと呼ばれる電波強度測定マップを制作し診断します。

利用想定区画外から入り込む外来波や、建屋内に無許可で設置された無線APが創出する電波を測定して診断します。
検出された脆弱性については「攻撃難易度」とシステムへ与える「影響」の観点から評価し、下記判定基準を元にリスクレベルを判定しています。
※なお、攻撃難易度が低い場合であっても影響が過度に大きい場合や、攻撃難易度が高い場合であっても影響が過度に小さい場合など、状況に応じてリスクレベルの判定が変動します。
無線LANの安全性を第三者視点で証明:S評価(非常に堅牢)を獲得し、社内外への説明性と信頼性が向上。
「結果として問題はありませんでしたが、“見える化”して安心できたこと自体が大きな成果です。」
無線LANは“見えないからこそ守るべき”領域。単に脆弱性を探すだけでなく、対策が正しく機能していることを確認・証明することに重きを置きました。加えて、DoS耐性や記録分析可能性といった“実戦力”を測るアプローチで診断いただきました。
拠点ごとに異なる物理環境とセキュリティポリシーを考慮し、現地実施による柔軟な対応を実現。金融系組織として無線LANの接続性についても高い水準で考慮した診断を実施しました。
無線LANは利便性と引き換えに多くのリスクを抱えています。だからこそ“定期的な可視化と検証”が重要です。安全な通信基盤は、安心してデジタル化を進める第一歩です。
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